人工現実感とは

結局,VR(Virtual Reality; 人工現実感)とは主観の中に現実を感じさせることで,近年活発なVR HMDはそれを後押しするための装置でしかないのではないか.

人によっては,動画であっても,マンガでも,音楽でも,静止画一枚でも,あるいは小説などの非視覚メディアであってもそれを現実と感じさせられれば良いのである.

ただし,現実の感覚から隔離・遮断して,人体に与える入力をVRコンテンツが専有するほど,人間はそのコンテンツを現実と感じる可能性が高いので,HMDなどの有用性が低下するわけではないだろう.

小説を集中してい読んでいる最中にその著者の創作した世界に浸っている感覚,そして読み終えた後の現実に戻させれる感じを,体験したことがある人にはなんとなくわかってもらえるかな.

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